神楽坂イタリアン

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BLOG

ワインの値段と味の関係

  • 2019.04.07

様々な値段のバリエーション

 

世界一高価な液体はワインではないかと私は思います。

 

安い物は数百円からありますが上は数千万円まで!

こんなに値段の幅が広い飲み物は見当たりません。

 

値段の違い

 

安価なワインと高価なワインの最大の違い。

それは味わいの構成要素ではないかと

個人的には思います。

 

 

例えば安価な白ワインをテイスティングしてみると

「スッキリした柑橘系かな、、、。」とか

「水みたいにゴクゴク飲めるかな、、、。」など

構造が単純であまり言葉がうまく出てきません。

 

これが高価な白ワインだと

 

「パインやマンゴーのようなトロピカルな香り」

「バニラやヘーゼルナッツの香ばしいニュアンス」

「白い花やハーブの香り」

「蜂蜜のようなトロリとした粘性」

 

など複数の要素がいくつも重なって

複雑な味わいとなりドンドン饒舌になっていきます(笑)

 

高級ワインの味わいとは

 

世界一有名なワインのロマネコンティの生産者である

「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」が作る

「エシェゾー」というワインを10年以上前に

飲んだことがあるのですが

 

数えきれない程、様々な香りが渾然一体となって

「これはワインなのか?」と思ってしまうほど

凝縮した味わいでビックリした記憶があります。

 

値段は30mlで5000円でした。

ボトルにしたら125000円です!

やはり高価なだけはあるなと勉強になりました。

 

と言っても普段そこまで高価なワインは飲めませんし

店で販売するワインもなるべく安くて美味しい物を

探すようにしています。

 

ワイン選びの指針

 

ちょっと勘違いしてほしくないのは安いと言っても

1本500円や1000円のワインを

常に探しているというわけではないということです。

 

例えば1本1000円のワインが

「これ、3000円でもおかしくないよね!」

という場合は安いという事になりますし、

 

「500円程度じゃないかな、、、。」

と感じれば高いという事になります。

 

 

なので例え1万円のワインだとしても

15000円でもおかしくないと感じれば

安いと思います。

 

私は自分の味の物差しを作るために

安い物から高い物まで膨大な種類のワインを飲んで

値段を見比べるという作業をしました。

 

その指針に従って自分の予想より値段が安い又は

同等だった時に仕入れるようにしています。

 

ソムリエが口にしない真実

 

「高いワインが美味しいのは当たり前、

安くて美味しい物を探すのがソムリエの腕の見せ所」

と言っている人をよく見かけますが

あまり言葉通りに受け取らない方が良いかもしれません。

 

そう言っておけば無難ですし、

感じが良いと思っているソムリエさんもいるようですが

あまり真実を伝えていないのではと思ってしまいます。

 

何故なら1000円のワインと1万円のワインには

埋めようもない違いがあります。

 

ブドウの原価もさることながら

膨大な手間と労力がかかっているのが高級ワインです。

 

高価な物は1つ1つ手摘みで収穫したり、

厳しい選果を行なったり、それはそれは大変な思いで

生産しています。

 

ただ値段だけ見て評価するのは

とても残念なことだと思います。

 

でも値段には違う側面もあります。

希少度や需要と供給のバランスで高くなることがあります。

 

最たる例はロマネコンティでしょう。

最上級のロマネコンティは200万円を下回らないでしょう。

これは投機の対象となっているからです。

 

価値観は人それぞれですので一概には言えませんが

200万円の味かというと、、、

ちょっとわかりません(汗)

 

その時々で使い分ける

 

ハッキリ言える事は安い物から高い物まで

色々試した方が面白いという事です。

 

汗だくで喉を潤したいときは

リーズナブルな白ワインやスパークリングワインが

良いかもしれませんし、

 

ディナーでゆっくりお肉を食べながらなら

高価な赤ワインが良いかもしれません。

 

その時々のシーンで飲み分けるのが

ワインを楽しむ秘訣だと私は思います。

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