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マリアージュのヒケツ
- 2018.06.28
自分で組み合わせを考えたい!
ワインと料理の組み合わせ、
すなわちマリアージュについて
お話したいと思います。
最近ではペアリングとも呼ばれていますね。
コース料理にそれぞれ合うグラスワインを
合わせた「ペアリングコース」なるものも
よく見かけます。
コースで勝手に出てきたり、
ソムリエに任せてワインを出してもらうなら
あまり問題にはなりませんが、
自分で選びたい時もありますよね。
スマートに頼んで
「中々良いチョイスだね」と思われたい、
でも何を合わせたらよいのかわからなくて
適当に頼んで「失敗した〜!」なんて事は
ありませんか?
実は我々ソムリエでも マリアージュは
とても難しいです。
なので安心してください。
出来ないのが普通です。
もう迷わないワイン選び
でもちょっとしたセオリーはあります。
それを覚えておくだけでかなり
素敵なワインライフを送れます。
これから出てくる内容は永久保存ですよ!
1、ある地方の料理にはその地方のワイン。
例えばカラスミのスパゲッティなら
イタリアのサルデーニャ島の白ワイン。
スペアリブのバーベキューソースなら
カリフォルニアのピノノワール種の赤ワイン。
日本料理に日本酒という感覚ですね。
2、ワインの中の味わいや香りと
共通するものを探す。
例えばハーブの効いた料理には
同じくハーブの香りのする
ソーヴィニョンブラン種の白ワイン
などがあげられます。
3、鉄板の組み合わせを覚える。
フォアグラのテリーヌとデザートワイン、
ホタテや海老などには樽熟成した白ワイン、
仔羊にはカベルネソーヴィニョン種の赤ワイン、
鹿にはシラー種の赤ワインなどなど。
ただし注意が必要なのは、
味付けやソースによって
変わるということです。
素材に合わせるより
ソースに合わせるのがベターです。
ザックリとこれまで挙げてきましたが
やっぱりわかんないよ〜という方は
遠慮なくレガーメでご相談ください。
ちなみに今、大人気の
「トリュフのカルボナーラ」には
熟成した赤ワインが合います。
ご来店お待ちしています(笑)