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ストロング系飲料にご用心!
- 2020.01.23
危険な飲み物
我々飲酒業界に関してショッキングなニュースが話題となっています。
ストロング系缶チューハイ(スト缶)が危ないというお話です。
実は実体験として「危険な飲み物だなー。」と思っていました。
私は普段はワインしか飲みませんが
仲間の集まりとかでストロングゼロなどを皆んなが飲んでいれば
一人ではワインを飲みづらいのでスト缶を飲んだりします。
私の場合、ワインでは500mlも飲めばもう充分、
750mlではベロベロです(汗)
しかしスト缶だと1500mlもサクッと飲めてしまいます。
ワインのアルコール度数はバラバラですが
概ね11〜15%です。
対してスト缶は9%です。
ワインより度数は低いですが結果としてスト缶の方が
より多くのアルコールを摂取しています。
なぜ量が増えるのか?
どうしてこのような事が起こるのかというと
スト缶は甘くて炭酸が爽やかで非常に飲みやすいからだと思います。
私も飲みやすさから飲酒のスピードが速くなります。
そして量を飲んでしまう原因は缶だからだと思っています。
開けてしまうと炭酸が抜けてしまうので
飲み切ってしまわないといけません。
アルコール離れが進んでいる若者の間でも
スト缶はよく飲まれているようです。
スト缶の原材料は?
ただ現実は人工甘味料とエチルアルコールと炭酸で作られた
薬物と言っても過言ではないでしょう。
ワインは自然に近い飲み物ですがスト缶は工業製品です。
また1本200円程度で安く気軽に飲める事や
コンビニでいつでも買えるのも問題です。
ワインは食事に合うのでしっかりとした料理が食べたくなりますが
スト缶は甘いので食事には合わず
ジャンクなつまみやお菓子を食べがちです。
そんな感じでスト缶を飲んだ翌日は悪酔いがヒドい事になってます。
工業用アルコールのような物を大量に飲めばそうなりますよね。
ワインにも影響が、、、
某大手ビールメーカーはストロング人気にあやかって
ワインにもストロングという名称を使い出しました。
はっきり言ってそのワインは濃縮ジュースを水で薄めて
酵母を入れて醗酵させた偽ワインのような商品です。
そのようなまがい物にだまされないように注意してくださいね。
お酒は正しく作られた物を適量楽しむよう
酒類提供者として節にお願いします。