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好きですロゼ!
- 2020.03.11
春と言えば、、、
春に飲むワインとして定番となりつつあるワイン、
ロゼワインについてお話しします。
実は数年前からワイン業界内ではロゼワインブームは来てました。
例年2月と3月はロゼの試飲会が行われています。
春は桜色のロゼが大変人気なのです。
当店でもロゼはグラスでも一年中提供していますが
春はアイテム数を増やします。
ロゼの魅力に鮮やかな色合いというものがあります。
ピンクやオレンジ、赤に近い物まで色とりどりです。
とても綺麗で気分が上がります。
ロゼは黒ブドウを醸造して色が出切る前にブドウを引き上げる
「セニエ法」が一般的です。
ヨーロッパでは赤と白を混ぜて作るのは原則的に禁止ですが
ワイン新興国では混ぜる方法もよく見られます。
ロゼの美味しい飲み方
ロゼの魅力は汎用性の高さにあります。
前菜からメインディッシュまで合わせる事も可能です。
また和食なんかとも相性良いですね。
基本的にキリッと冷やして飲みますが
赤ワインに近いしっかりとした物は高めの温度で飲みます。
例えば今の季節ですとホタルイカの旬ですが
合わせるワインは熟成したちょっとひねた印象の白ワインを
合わせたりするのですが、私は軽く熟成したロゼワインを合わせます。
イカの肝のようなちょっとクセのある味わいに
熟成して若干果実味が落ち着いたようなロゼがぴったり合うのです。
「ロゼワインは熟成しない!」と言う方もいらっしゃいますが
全然そんなことはないと思います。
現在当店でお出ししている2013年のトスカーナ州のロゼは
熟成により円熟味を増し、柔らかでホタルイカにベストマッチです。
現在お出ししているロゼのグラスワイン達です。
1番左がシャンパーニュ方式で作られたロゼスパークリングで
アブルッツオ州で作られたピノノワール種の物です。
左から2番目はピエモンテ州の軽快でフレッシュなロゼで
ドルチェット種とネッビオーロ種のワイン。
左から3番目は先程紹介したトスカーナ州のサンジョベーゼ種のロゼ。
最後がカラブリア州のガリオッポ種使用の物で
濃いので高めの温度で提供させていただきます。
私が個人的に最も好きなロゼです。
コロナ騒ぎでお花見も自粛ムードですが
春を感じにロゼで乾杯しませんか?