神楽坂イタリアン

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    Dinner 17:30 - 23:00
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不味くてもあきらめないで!!

  • 2020.04.19

おうちワインの機会が増加

 

新型コロナウイルスの自粛を受けて

お店ではなく家でワインを飲む機会が多いと思います。

 

当店は現在休業しておりますので自粛前に開けてしまった

15種類のグラスワインを消化するために飲みまくっております。

結構大変です(汗)

 

このワイン美味しくない!

 

一般の方が家でワインを飲む際によく問題になるのが

「このワイン、思っていたのと違う?」と感じる事かもしれません。

 

お店で飲んで気に入ってネットショプで買ったら

「お店で飲んだ時と味が全然違う!」なんて事はよく聞かれます。

 

今日はどういったときにそのシチュエーションが起こるか、

またその対処法について書いていきたいと思います。

 

ワインの劣化とは?

 

まずそのワインが劣化している場合です。

 

温度管理がされていない倉庫で保管されて

高温にさらされたりした場合は熱劣化が起こります。

 

また湿度が十分でないスペースで長期間置かれてたりした場合、

コルクが乾燥して隙間ができてしまい空気に長く触れてしまい

酸化してしまうなんてことがあります。

 

ネットショップはここらへんがいい加減なショップが

ゴロゴロ存在しています。

 

信頼のおけるショップから買う事をお勧めいたしますが

ネットだとワインがどういう状態なのか確認が難しいです。

 

一つの目安として相場から著しく安価で売られているショップは

避けた方が賢明かもしれません。

 

そのようなショップは輸送費を節約するために

定温コンテナを使わず輸入したり

無管理のスペースに野ざらしに置いておくなんてザラにあります。

 

適正価格でワインを買う事でハズレを引く確率を下げられます。

 

ブショネって何?

 

次にブショネです。

 

ブショネはコルク臭とも言われていてコルクを消毒する際に使う

塩素系薬剤とバクテリアが化学変化を起こしTCAという物質ができて

起こってしまうものです。

 

臭いは濡れた雑巾をしばらく日陰に置いてカビた臭いと

私は説明しています。

 

「ブショネのワインを売ってるなんてヒドイ環境で保管しているんだろう!」なんて言う人をたまに見かけますが完全に間違った考えです。

 

ブショネはどんなに完璧な環境で保管されていても起こってしまうもので

不可抗力といってよいものです。

 

発生確率は3〜8%と言われていますので結構な確率です。

コルクの液面を嗅ぐと、そのカビ臭さでウッとなります。

と言っても重度のものから軽度のものもあるので

慣れていないと中々分からないかもしれません。

 

あとキャップシールを外すとコルクや瓶口がカビている事がありますが

それは湿度のある良い環境で保存された証拠なので

ブショネではありませんので、よくカビを拭き取って抜栓してください。

 

本当にブショネかも?と思ったらすぐにコルクを刺し直して

購入した店に持っていく事をお勧めします。

お店の方に確認してもらってブショネなら交換してもらえるかもしれません。

 

ただ、注意書きで交換しないと書かれている場合もあるので

その時は勉強と思って諦めましょう。

 

ただ弱火で火を入れて煮詰めてからカレーなどに使う事はできます。

ぜひおためしを!

 

まだ本気出してないだけ!

 

そしてこれが1番多いと思うのですが

ワインのポテンシャルが出切っていない事があります。

 

ワインは適度な空気に触れることにより香りが増したり

味わいが円やかになったりドンドン変化していきます。

 

ワインにこだわりのあるお店だとベストの状態で提供できるように

管理しているので、お店で飲む時とおウチで飲む時と味が違う事が

しばしばあります。

 

以前、私の店でこんな事がありました。

 

あるレストランで飲んだワインが美味しくて気に入ったので

ワインショップで注文して開けた所、全然味が違って美味しくなかったと

当店に持ち込みされて、状態を見てほしいと言われました。

 

私は味見した時に「正常だけどまだワインが閉じているな。」と思い

ちょっと強引な方法で短時間でワインを開かせました。

 

それをお客様に飲ませたところ

「美味しい、、、。」と言っておられました。

 

すでにそのワインショップにクレームを入れて

ノーチャージにしてもらってらしたのでショップには気の毒でした。

 

多分、飲んでいるワインがオカシイな?と思っても

それが正常かどうかを判別するのってとても難しいと思います。

 

なのでひとつ試して欲しいのは疑問に思ったらまずコルクを挿し直して

数時間、場合によっては数日置いて飲んでみていただきたいです。

 

私も「いまいちだな?」と思ったら3日ぐらい放置したり

1週間以上置いちゃうときもありますし

それで劇的に変化している事もかなりあります。

 

ダメージを負っていれば改善はないのですが

正常ならどこかに美味しいポイントがある可能性大です。

 

あるあるな事例

 

よくあるパターンはビオワインを開けたときによく起こるのですが

還元臭という卵や玉ねぎが腐った臭いがするときがあります。

 

これはほとんどの場合、時間と共に消える臭いなので

デキャンタージュしたり放置したりで解消できます。

 

ブショネや酸化臭はプロの方でもわからない方がかなりいらっしゃるので

判別には場数が必要なのです。

 

おかしいなと思ったら放置!をためしていただけると嬉しいです。

もしかしたら素晴らしいワインに変わっているかもしれませんので。

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